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01 夢花びらが散り重なって。 （泰衡/十夜様） 02 彼方の貴方へどうか届いて。 （朔/十夜様） 03 温かな絶望の底へと沈む。 04 其の秘めやかな狂気。 05 やさしく絞め殺すように。 06 あなたのその手でどうか私を。 07 願いは果てて灰燼に帰す。 08 乾いた切望は風に消える。 （将臣/十夜様） 09 終末の森で待っていて。 （三成・パラレル） 10 氾濫する音と色に寄せて。 11 追い縋る僕は愚かでしょうか。 12 蝉の悲鳴に別れを告げて。 13 心に突き刺さる憐れみの旋律。 14 残酷なほどに真っ直ぐに。 15 暴かれたいと欲する秘め事。

16 惑い竦む指先を蔑めばいい。 17 蹴り破って踏み込んで侵して。 18 愛しさを刃に憎しみを盾に。 19 月は霜夜に砕かれる。 20 徒花を手折るのは君でいて。 21 晩秋の日差しが永遠を告げるから。 22 響き合うのは僕らの孤独。 23 瑠璃色の涙で空と海を染めて。 24 あなたは逃げ水の向こう。 25 灯る熱に追い立てられて。 26 季節はまた僕を置いていく。 27 あざやかに揺らめく残像。 （知盛/えりざ様） 28 螺旋階段を昇り詰めた先に。 29 祈りさえやがて追憶の彼方へ。 30 同じ未来へ帰れたなら。

（ それは祈りにも似た ）


お題提供：涸れる空